【HTML】初心者向け基礎知識!HTML・作り方・タグを説明!

【 2025/04/08 22:58 更新 】
目次

    HTMLとは?

    HTML(HyperText Markup Language)とは、Webページの画面構造をコンピュータへ定義するためのマークアップ言語です。

    マークアップ言語とは

    "タグ"と呼ばれる書き方で、どれが何なのかを定義します。

    こんな感じに書きます。

    上のHTMLをブラウザで表示すると、こんなかんじになります。

    HTMLファイル
    ブラウザとは

    インターネット上のホームページ(Webサイト)を閲覧するためのソフトウェアです。
    chromeやEdge・safariが代表的です。

    HTMLで「できること」と「できないこと」

    HTMLで「できること」

    • 明確に、これはこの要素です!とコンピュータへ伝えることができる。
    • Webページの骨組みを開発することができる。
    • 最低限のページはHTMLだけで作れる。

    HTMLで「できないこと」

    • 素敵なデザインにできない。
    • 素敵なアニメーションが作れない。
    • 細かい機能が追加できない。
    こじはな
    HTMLだけだと、素敵なデザインやアニメーションにできなくて物足りなく思っちゃうかも。
    ポイント

    デザイン・アニメーションも作り込む場合はCSSやJavaScriptも一緒に開発する必要があります。

    CSSとは

    Webページのデザインを詳細に作ることができる言語です。
    HTMLと一緒に使用されます。 詳しくはこちらの記事をご参照ください。
    【CSS】初心者向け基礎知識!セレクタ・結合子・プロパティの基本!| こじはなNote

    HTMLの開発方法

    1. テキストエディタでHTMLファイルを作る

    あなたのパソコンに入っているテキストエディタで、拡張子.htmlのファイルを作成します。

    こじはな
    こじはなはファイル名をcojihana.htmlにしました!
    HTMLファイル
    テキストエディタとは

    文字の入力・編集・保存ができるソフトウェアです。
    デフォルトのものだと、「Windows」ではメモ帳・Macでは「テキストエディット」が入っているはずです!
    テキストエディット メモ帳

    拡張子とは

    ファイルの種類や形式を示す文字列で、ファイル名の末尾に付きます。
    ドット.でファイル名と拡張子の間を区切ります。

    Windowsで拡張子が表示されない場合

    こちらを参考に、設定してみてださい。
    Windows の一般的なファイル名拡張子

    2. 「1.」で作ったHTMLファイルへHTML文を追記

    HTMLファイル
    こじはな
    追記したら保存は忘れずに!

    書き方が分からない方は下記を参考に追記してみてください。

    3. 「2.」で保存したHTMLファイルをブラウザで開く

    以下のようにブラウザで表示できれば成功です。
    ※ブラウザによって表示に多少差が出ます。

    HTMLファイル
    ブラウザとは

    インターネット上のホームページ(Webサイト)を閲覧するためのソフトウェアです。
    chromeやEdge・safariが代表的です。

    HTMLの基本的なタグ

    HTMLで絶対に必要な構造用のタグ

    <!DOCTYPE html>

    「これからHTMLのコードが始まるよ!」と、コンピュータに宣言するコードです。

    HTMLコードの一番初めに書きます。

    注意

    このコードがないとHTML文と認識されない場合があります。絶対に書きましょう。

    htmlタグ

    HTMLコード全体を開始タグ・終了タグで囲います。

    htmlタグ内でWebページの構成要素全てを定義します。

    「開始タグ」・「終了タグ」とは
    • 開始タグ:要素の始まりを表し、「<(要素名)>」と表記します。
    • 終了タグ:要素の終わりを表し、「</(要素名)>」と表記します。
      ※(要素名)は、要素によって異なります。
    注意

    このコードがないとHTML文が正しく表示されない場合があります。絶対に書きましょう。

    • 「lang="ja"」について

      「日本語対応のWebページです」と、伝えています。

      「lang」属性に指定した値によって言語を指定することが可能です。

    属性とは

    HTML要素の内容や動作を調整するために追加する値のこと。
    要素の開始タグ内に配置され、「名前=値」の形式で書きます。

    headタグ

    headタグ内には、Webページ全体に必要な設定や処理を定義します。
    ざっくり以下の役割があります。

    • 検索エンジン向け(ページのタイトルやキーワード、説明など)を定義する。
    • CSS・JavaScriptのコードを書いたり、別ファイル呼び出し先を定義する。
    • その他ページ全体の設定を定義する。
    注意

    このコードがないとHTML文が正しく表示されない場合があります。絶対に書きましょう。

    CSSとは

    Webページのデザインを詳細に作ることができる言語です。
    HTMLと一緒に使用されます。 詳しくはこちらの記事をご参照ください。
    【CSS】初心者向け基礎知識!セレクタ・結合子・プロパティの基本!| こじはなNote

    • <meta charset="UTF-8">について

      HTML文内の文字コードの種類を指定しています。

      metaタグについては、また詳しくご説明します。

    • <title>こじはなNote</title>について

      Webページのタイトルを指定しています。

      ここで指定したタイトルは、Webページを開いた時の「タブ名」・「検索結果のタイトル」として表示されます。

    文字コードとは

    人間が入力した文字や記号1つ1つの、一意なIDのようなもの。
    ひらがなの「あ」は、UTF-8(文字コードの種類)では「E38182」となります。

    こじはな
    <meta charset="UTF-8">を指定しないと、日本語文字が文字化けしちゃうよ!

    bodyタグ

    Webページに表示する構造や要素部分を内包するタグです。

    「開始タグ」・「終了タグ」とは
    • 開始タグ:要素の始まりを表し、「<(要素名)>」と表記します。
    • 終了タグ:要素の終わりを表し、「</(要素名)>」と表記します。
      ※(要素名)は、要素によって異なります。
    注意

    このコードがないとHTML文が正しく表示されない場合があります。絶対に書きましょう。

    HTMLで基本中の基本の要素用タグ

    h1~h6タグ

    見出しに使用します。
    h1が一番大きな見出しで、h2、h3...と数字が大きくなるほど小さい見出しになります。

    上のHTMLをブラウザで表示すると、こんなかんじになります。

    HTMLファイル
    ブラウザとは

    インターネット上のホームページ(Webサイト)を閲覧するためのソフトウェアです。
    chromeやEdge・safariが代表的です。

    pタグ

    段落など文章のまとまりに使用します。

    上のHTMLをブラウザで表示すると、こんなかんじになります。

    HTMLファイル

    pタグの隣に文字を書くと...

    pタグの次の要素は、改行されます。

    HTMLファイル

    brタグ

    文字を改行するときに使います。

    上のHTMLをブラウザで表示すると、こんなかんじになります。

    HTMLファイル

    spanタグ

    文章の一部に装飾やギミックを加える時に使用します。
    例えば、文章中の特定の文字を太字にする場合、spanタグがCSSと一緒に使われます。

    CSSとは

    Webページのデザインを詳細に作ることができる言語です。
    HTMLと一緒に使用されます。 詳しくはこちらの記事をご参照ください。
    【CSS】初心者向け基礎知識!セレクタ・結合子・プロパティの基本!| こじはなNote

    上のHTMLをブラウザで表示すると、こんなかんじになります。

    HTMLファイル
    • style="font-weight: bold;"について

      style属性で太字を指定しています。

      こちらはCSSに関係してくるところです。

    aタグ

    aタグを使うとリンクが作れます。

    注意

    存在するURLを指定なければ表示されません。

    URLとは

    「Uniform Resource Locator」の略称で、インターネット上に存在するファイルやWebページの住所のことです。

    上のHTMLをブラウザで表示すると、こんなかんじにリンクになります。

    HTMLファイル

    imgタグ

    HTMLで画像を表示するためのタグです。

    注意

    src=""は正しいパスである必要があります。

    パスとは

    ファイルやディレクトリ(フォルダー)がある場所のことです。
    パスについて詳しくは別で説明します。

    上のHTMLをブラウザで表示すると、こんなかんじになります。

    HTMLファイル
    • src="test.png"について

      表示させる画像のパスを指定しています。

    • alt="テスト画像"について

      表示させる画像の代替テキストです。

      マウスを合わせたときや、読み取り機能で代替テキストが使われます。

    divタグ

    特に意味を持たないタグで、レイアウトやデザインを構成するタグです。
    柔軟性が高く、様々な用途に適用できます。
    CSSやJavaScriptと一緒によく使われます。

    CSSとは

    Webページのデザインを詳細に作ることができる言語です。
    HTMLと一緒に使用されます。 詳しくはこちらの記事をご参照ください。
    【CSS】初心者向け基礎知識!セレクタ・結合子・プロパティの基本!| こじはなNote

    上のHTMLをブラウザで表示すると、こんなかんじになります。

    HTMLファイル

    まとめ

    • HTMLはWebページの画面構造をコンピュータへ定義するためのマークアップ言語。
    • HTMLだけでは素敵なデザイン・アニメーション・細かい機能が実装できない。
    • <!DOCTYPE html>:「これからHTMLのコードが始まるよ!」と、コンピュータに宣言するコード。
    • htmlタグ:HTMLコード全体を開始タグ・終了タグで囲む。
    • headタグ:Webページ全体に必要な設定や処理を内包するタグ。
    • bodyタグ:Webページに表示部分を内包するタグ。
    • h1~h6タグ:h1が一番大きい見出しで、h2、h3...と数字が大きくなるほど小さくなる。
    • pタグ:段落など文章のまとまりに使用します。
    • brタグ:改行に使用します。
    • spanタグ:文章の一部に装飾やギミックを加える時に使用し、CSSと一緒によく使われる。
    • aタグ:リンクとして使用する。
    • imgタグ:画像を表示したい時に使う。
    • divタグ:レイアウトやデザインを構成するタグで、CSSやJavaScriptとよく一緒に使う。
    CSSについて

    Webページのデザインを詳細に作ることができる言語です。
    HTMLと一緒に使用されます。 詳しくはこちらの記事をご参照ください。
    【CSS】初心者向け基礎知識!セレクタ・結合子・プロパティの基本!| こじはなNote

    【 2025/04/08 22:58 更新 】